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バーベキュー後の炭の処理方法!正しく火の始末をするための注意点

バーベキュー後の炭の処理方法!正しく火の始末をするための注意点

2022年10月25日

BBQやキャンプをするとき、燃料は何を使用されていますか?
薪やガスを使う方も増えてきていますが、まだまだ炭を使用されている方が圧倒的に多いのが現状です。
ただし、「バーベキューをした後の炭をどのように処理したら良いかわからない」「正しい方法を知らない」といった方も多く、知らないうちに危険な方法で処理されている方を見かけます。

今回この記事では、BBQのプロである『バーべ急便』のスタッフが安全に炭を処理できる方法を詳しくご紹介していきます。
是非、最後までご覧いただき、安全なバーベキューライフをお楽しみください!

最初に火の始末!正しい炭火の消し方

楽しいBBQが終わったあと、まずは火の始末を行いましょう。
実は、火の着いた炭は、水をかけただけでは完全に消えることはなく、再び燃え出す恐れがあります。
過去にはBBQの後、車で消し炭を持ち帰った際、消し炭が再び燃えだし、ガスバーナーのボンベに引火し爆発したという事故も起きています。
そうならない為にも、正しい消し方を理解して、しっかりと木炭の処理を行いたいですよね。
ここでは、炭の正しい消し方をご紹介していきます。

燃え尽きるまで待つ

最も簡単な方法は『燃え尽きるまで待つ』ことです。
炭の種類によっては燃焼時間が異なりますが、一般的なバーベキュー炭なら30~40分程度で鎮火します。
ただし、オガ炭や備長炭といった、火が長続きする種類の炭の場合は丸一日かかることがあるので注意。別の消火方法も検討してください。
焼き物食材がある程度終わったら、炭の継ぎ足しはストップしておくとスムーズに処理することができますよ。

水の中に炭をつけておく

水の中に炭をつけて処理する場合は、『金属製のバケツ』を用意しましょう。
プラスチック製だと炭の熱で溶けてしまう可能性があるため金属製のバケツの方が炭の処理には適しています。

<消火の仕方>

  • 炭を火ばさみや長いトングで掴み、水が入ったバケツに一つずつ入れます。
    ※一つずつ入れることで、水蒸気で火傷する可能性が少なくなります。
  • 全て入れ終わったら、20分ほど炭を水につけておいてください。
    ※すぐに取り出してしまうと、完全に消火できておらず、火傷や事故に繋がる可能性があるので注意。
  • 時間が経ったら、ごみ袋に入れて指定の場所に捨てるか、持ち帰りましょう。より安全に持ち帰りしたいのであれば、ごみ袋に余った氷を少しいれておくといいですよ。

火消し壺を利用する

火消し壺を使用すると、使用した炭を次回のバーベキューで再利用することが可能です。
ゴミが発生せず、環境にも良いですね。

<やり方>

  • 燃えている炭を火消し壺に入れて、蓋を閉めるだけです。蓋を閉めれば、酸素の供給が止まり、自然と鎮火します。
    ※炭を入れた直後は、火消し壺が高温になっているので、誤って素手で触らないように注意しましょう。持ち運ぶ際は、耐熱手袋などを着用して運ぶことをオススメします。

おすすめの火消し壺をご紹介

【CAPTAIN STAG】大型火消し壺つぼ 火起こし器セット Mー6625

火起こしと火消しができる便利なアイテム。サイズも大きいのでたくさんの炭を入れることができます。

【GREEN LIFE】火おこし兼用火起こしつぼHOT-150

こちらも火起こしと火消しができて、とても便利です。パーツも少なく扱いやすいアイテムです。

【LOGOS】マイティー火消し壺

ロゴスのマークがオシャレでGOOD!デザインも良く、置いているだけでもオシャレです。サイズは大きくないため、大量の炭は処理ができません。ソロキャンプや少人数のBBQにオススメ。

炭火を消すときの注意点

ここからは炭火を消す時の注意点をご紹介。
楽しかったBBQも怪我をしてしまうと、全て台無しなり嫌な思い出になってしまいます。
片付けは面倒ですが、安全を優先して適切に消火してくださいね。

きちんと燃え尽きているか確認!

炭が燃え尽きるまで待つ場合は、最後に炭が完全に燃え尽きているか絶対に確認してください。 炭に少しでも火が付いていると、何かに引火して大変な事故に繋がる可能性があります。 前述した通り、オガ炭や備長炭は燃え尽きるのに時間がかかるため、燃え尽きるまで待つのではなく、他の方法で消火することをおすすめします。

炭に水をかけるのはNG!

火のついた炭に水をかけると水蒸気が発生し火傷する危険があります。

★ 水をかけることによるリスク

  • 水蒸気は高温の為、火傷する可能性がある。
  • 水蒸気と一緒に灰が舞い散り、服が汚れたり周辺の人の食事に灰が入ったりする。
  • コンロが急激に冷やされ、変形することがある。

熱いまま放置はNG!

炭を燃やし切り、灰にして持って帰りやすくしたいところですが、放置することに危険が伴うことも理解しておきましょう。

★ 火のついた炭を放置するリスク

  • 周りに引火し、山火事になる可能性がある。
  • 子どもが触れてしまい、大火傷する可能性がある。

土の中に埋めるのはNG!

炭は自然のものだから、埋めれば土に還ると思ったりしていませんか?
実は、炭は炭素になるので土には還りません。
炭は絶対に土に埋めないようにしましょう。

正しい炭の処分方法

消した炭はどうしたらいいの?
ここからは消した炭の処分の仕方を説明していきます。

バーベキュー場の炭捨て場で処分

バーベキュー場には炭捨て場を設置しているところがあります。
各バーベキュー場の炭捨て場のルールを守り、適切に処分してください。

燃えるゴミとして処分

消し炭を持ち帰る場合は、燃えるゴミとして処分することができます。
心配な方は各自治体のごみ処理場に問い合わせしてみてください。

灰の処理まできっちりと

バーベキューを楽しんだ後、コンロには灰が残っているかと思います。
表面上は火が消えているように見える灰ですが、実は中の方では火がついていることがあります。
中の方までしっかり鎮火していないと予期せぬ事故が発生することがありますのでしっかり確認してくださいね。
また、灰も炭と同様に、放置したり土に埋めたりせず、炭捨て場に捨ててくださいね。

炭の再利用はできる?

炭の種類によって異なりますが、余った炭を再利用することが可能です。
ここからは、余った炭を有効利用する方法をご紹介していきます。

次回のバーベキューに利用

湿気がない場所で保管しておくと、次回のBBQに使用することが可能です。
湿気があると炭に火が付きにくくなったり、最悪の場合火が付きませんので注意。

消臭剤として再利用

炭は臭いを吸収してくれる役割もあります。
玄関、靴箱、冷蔵庫、トイレに置いておくと消臭効果も期待できます。

細かく砕いて肥料に

炭を細かく砕くと肥料になります。
家庭菜園されている方は是非試してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか? 参考になりましたか?
私たちBBQの宅配サービスのパイオニアである『バーベ急便』のスタッフは年間1,000回以上の炭を処理しているのですが、やはり一番危険が伴う作業になるので、十分に注意しながら消火しております。
BBQする場所により、それぞれ処理する方法も異なりますので、まずは下調べが重要です。皆さんも、くれぐれも怪我がないように十分に注意しながら、適切な方法で炭を消火していただき、バーベキューライフをエンジョイしてくださいね!