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バーベキュー・キャンプの新定番!アヒージョの絶品レシピと作り方
2025年03月06日
バーベキューやキャンプの定番料理として人気が高まっている「アヒージョ」。
オリーブオイルとニンニクの香りが食欲をそそり、手軽に作れるのに本格的な味わいを楽しめるのが魅力です。スキレットやアルミホイルを活用すれば、屋外でも簡単に調理できるため、アウトドア料理にぴったり。
この記事では、バーベキューのプロである、宅配バーベ急便のスタッフが、
- アヒージョの基本
- バーベキューでの楽しみ方
- おすすめの食材、アレンジ方法
などを詳しく解説します。次回のバーベキューやキャンプで、新定番のアヒージョをぜひ試してみてくださいね!
アヒージョとは?アウトドアで楽しむ魅力
アヒージョは、オリーブオイルとニンニクで食材を煮込むスペイン発祥の料理です。バーベキューやキャンプで手軽に作れることから、アウトドア料理の定番になりつつあります。ここでは、アヒージョの基本とアウトドアでの人気の理由について紹介します。
アヒージョの基本とその歴史
アヒージョは、スペインの「タパス(小皿料理)」の一つとして親しまれてきた料理です。スペイン・アンダルシア地方が発祥とされ、もともとは海老やマッシュルームをオリーブオイルとニンニクで煮込むシンプルな料理でした。
現地ではバゲットを添えて食べるのが一般的で、ワインとの相性も抜群です。
日本では、バル文化の影響を受けて広まり、今では家庭料理やアウトドアメニューとしても人気を集めています。特に、キャンプやバーベキューでは、手軽に作れるうえに見た目も華やかで食欲をそそることから、多くの人に楽しまれるようになりました。
和の食材を使ったアレンジも増え、明太子やしらす、柚子胡椒を加えたレシピなど、日本ならではのアヒージョも登場しています。
バーベキューやキャンプでの人気の理由
アヒージョは、屋外での調理にぴったりな料理として、多くのバーベキュー愛好家やキャンパーに支持されています。その理由を見てみましょう。
- シンプルな食材と道具で作れる
必要なのは、オリーブオイル・ニンニク・塩・好きな具材のみ。スキレットやアルミホイルを使えば、特別な調理器具がなくても簡単に作れます。
- おしゃれな見た目と香りで盛り上がる
グツグツと煮立つオイルとニンニクの香ばしい香りが食欲をそそり、BBQの食卓を華やかに演出。
- アレンジが自由自在
海鮮・野菜・きのこ・肉など、好きな食材を使えるので、好みに合わせたアレンジが可能。
アヒージョ作りに必要な道具と食材
バーベキューやキャンプでアヒージョを楽しむには、適した道具と食材を揃えることがポイントです。ここでは、スキレットやフライパンの選び方、さらに代用品として便利なアルミホイルやアルミ鍋の活用方法をご紹介します。
スキレットやフライパンの選び方
アヒージョを作る際は、火にかけても安定感があり、オイルが均一に温まる調理器具を選ぶのがポイントです。
- スキレット(鋳鉄製フライパン)
キャンプやバーベキューでアヒージョを作るなら、スキレットがおすすめ。厚みがあり、食材にじっくりと火を通せるため、旨味をしっかり引き出してくれます。また、保温性が高いので、テーブルに置いても熱々の状態が長続きします。
- ステンレスやアルミ製のフライパン
軽くて持ち運びやすく、初心者でも扱いやすいのが特徴。焦げつきやすいので、油を多めに使うのがコツです。
- ホーロー製の鍋
直火でも使えるホーロー鍋は、食材の風味を活かしつつ、見た目もおしゃれに仕上がります。ただし、急激な温度変化には弱いため、強火での加熱は避けたほうが無難です。
アルミホイルやアルミ鍋での代用方法
スキレットや専用の鍋がなくても、アルミホイルやアルミ鍋を活用すればアヒージョを楽しむことができます。
- アルミホイルを活用する方法
アルミホイルを二重にして器を作り、その中にオリーブオイルや食材を入れて火にかければ、簡易アヒージョが作れます。ホイルを深めに成形し、こぼれないようにするのがポイント。
- アルミ鍋を使う方法
100円ショップなどで手に入るアルミ鍋を使えば、スキレットの代わりに直火で調理できます。使い捨てできるので、後片付けが楽なのもメリット。
- キャンプ用メスティンで作る
メスティン(アルミ製の飯ごう)を活用することで、手軽にアヒージョが作れます。炊飯だけでなく、煮込み料理にも向いているため、アウトドアでの汎用性が高いアイテムです。
アヒージョの基本レシピと作り方
アヒージョは、シンプルな材料で作れるうえにアレンジもしやすいのが魅力。ここでは、基本の作り方からおすすめの食材、オイルの選び方、さらに美味しく仕上げるコツをご紹介します。
簡単に作れるアヒージョの手順
アヒージョの基本レシピは、オリーブオイルとニンニクをベースに好みの食材を煮込むだけ。手軽に作れるので、バーベキューやキャンプにもぴったりです。
基本のアヒージョ レシピ
調理時間: 約10~15分
用意するもの: スキレット、フライパン、またはアルミホイル
<材料(2~3人分)>
- オリーブオイル … 100ml
- ニンニク … 2片(スライス)
- 鷹の爪(唐辛子) … 1本
- 塩 … 少々
- お好みの食材(エビ、マッシュルーム、ブロッコリーなど)
<作り方>
- スキレットやフライパンにオリーブオイル、ニンニクと鷹の爪を加え入れ、弱火で加熱する。
- 食材を加え、中火で煮込む。(食材によって加熱時間を調整)
- 仕上げに塩で味を調え、完成。
<ポイント>
- 火加減は弱火~中火でじっくり火を通すと、食材がやわらかくなり旨味が増す。
- バゲットを添えると、オイルまで美味しく食べられる。
定番から変わり種までのおすすめ食材
アヒージョは食材の組み合わせ次第で味わいが大きく変わります。定番の具材からユニークなアレンジまで、おすすめの食材をピックアップしました。
定番の食材
- 魚介系: エビ、ホタテ、アサリ、イカ
- 野菜系: マッシュルーム、ブロッコリー、パプリカ、ミニトマト
- 肉系: 鶏もも肉、豚肉、牛肉、ソーセージ
変わり種の食材
- 和風アレンジ: しらす、大葉、牡蠣、長芋
- コク深い味わい: カマンベールチーズ、明太子、アボカド
- ボリュームアップ: 厚揚げ、じゃがいも、餃子
「しらす×大葉」「カマンベールチーズ×ミニトマト」「明太子×じゃがいも」など、たんぱく質と野菜の組み合わせを変えるだけで、様々な味わいが楽しめます!
オリーブオイル以外の油でのアレンジ方法
アヒージョといえばオリーブオイルが定番ですが、オイルを変えることで味のバリエーションが広がります。
- ごま油: 香ばしい風味が特徴で、和風アヒージョにぴったりです。
- バター: コクとまろやかさが加わり、濃厚な味わいになります。
- ココナッツオイル: ほんのり甘い香りがアクセントになり、エスニック風に仕上がります。
- 食べるラー油: ピリ辛アヒージョを作りたいときにおすすめです。
アヒージョを美味しく作るためのコツ
美味しいアヒージョを作るには、調理のポイントを押さえておくことが大切です。
- ニンニクを焦がさない: 焦がすと苦味が出るため、弱火でじっくり香りを出すのがコツです。
- オイルはたっぷり使う: 具材がしっかり浸かるくらい入れることで、旨味が引き出されます。
- 食材ごとの加熱時間を調整する: 魚介類は火が通りやすいため、後から加えると美味しく仕上がります。
バーベキューでのアヒージョ活用術
アヒージョは、バーベキューのサイドメニューとしてだけでなく、メイン料理やアレンジメニューとしても活用できます。バーベキューならではの食材との組み合わせや、余ったオイルの活用方法を紹介します。
メイン料理としてのアヒージョ
アヒージョはバーベキューのサイドメニューとして人気ですが、食材を工夫することでメイン料理としても楽しめます。
- シーフードアヒージョ
エビやホタテ、タコをたっぷり入れれば、食べ応えのある一品になります。
- 鶏もも肉のアヒージョ
一口大にカットした鶏もも肉を加えると、ジューシーで満足感のあるメイン料理になります。
- 厚切りベーコンと野菜のアヒージョ
ベーコンの旨味が野菜にしみこみ、バーベキューの主役級の一皿になります。
余ったオイルの活用レシピ
アヒージョを楽しんだあとのオイルには、食材の旨味がたっぷり詰まっています。そのまま捨てるのはもったいないので、簡単なアレンジメニューに活用してみましょう。
- パスタソースにする
茹でたパスタと絡めるだけで、ガーリック風味のペペロンチーノ風パスタが完成します。
- ガーリックトーストにする
バゲットにオイルを塗って焼くと、香ばしいガーリックトーストになります。
- 炒め物の油として使う
野菜や肉を炒める際に使うと、コクのある味わいに仕上がります。
- スープの風味付け
スープやシチューに少し加えると、ガーリックの香りがアクセントになります。
他のキャンプ料理との組み合わせアイデア
アヒージョの残りオイルは、さまざまなバーベキューメニューと組み合わせることで、より美味しく活用できます。ここでは、簡単に作れるアレンジレシピを紹介します。
オイルパスタ(ペペロンチーノ風)
アヒージョのオイルを使えば、手軽に風味豊かなパスタが作れます。
<材料(2人分)>
- パスタ … 200g
- アヒージョの残りオイル … 大さじ3
- ニンニク(アヒージョに入っていたものでもOK) … 1片
- 鷹の爪 … 1本(お好みで)
- 塩 … 適量
- パスタの茹で汁 … 50ml
<作り方>
- パスタを塩を加えたお湯で茹でる。
- フライパンにアヒージョの残りオイルを熱し、スライスしたニンニクと鷹の爪を炒める。
- 茹で上がったパスタと茹で汁を加え、さっと炒め合わせる。
- 塩で味を調え、完成。
バーニャカウダソース
アヒージョの残りオイルを使えば、濃厚なバーニャカウダソースにアレンジできます。
<材料>
- アヒージョの残りオイル … 大さじ4
- アンチョビ … 2~3枚(ペーストなら小さじ1)
- 牛乳または生クリーム … 50ml
- 粉チーズ … 大さじ1
- 塩・こしょう … 少々
<作り方>
- 小鍋にアヒージョのオイルを入れ、アンチョビを崩しながら弱火で炒める。
- 牛乳(または生クリーム)を少しずつ加え、粉チーズを入れて混ぜる。
- 塩・こしょうで味を整え、とろみがついたら完成。
- 野菜スティックやパン、グリルした肉や魚と一緒に楽しむ。
フライドポテト(ガーリック風味)
アヒージョのオイルで揚げ焼きにすれば、香ばしいフライドポテトが簡単に作れます。
<材料(2人分)>
- じゃがいも … 2個
- アヒージョの残りオイル … 大さじ4
- 塩 … 適量
- パセリ(仕上げ用) … 少々
<作り方>
- じゃがいもをくし切りにし、水にさらして水気を切る。
- フライパンにアヒージョのオイルを入れ、弱めの中火でじゃがいもをじっくり揚げ焼きする。
- こんがりと焼き色がついたら取り出し、塩を振る。
- 仕上げに刻んだパセリを散らして完成。
フィデウア風スペイン焼きそば
スペインのパスタ料理「フィデウア」をアヒージョオイルでアレンジ。麺はパスタやそうめんでも代用できます。
<材料(2人分)>
- パスタ(細めのもの) … 100g
- アヒージョの残りオイル … 大さじ3
- シーフードミックス … 100g
- トマト … 1個(ざく切り)
- 塩・こしょう … 少々
- 水 … 200ml
<作り方>
- フライパンにアヒージョのオイルを熱し、パスタを乾麺のまま加えて炒める。
- シーフードミックスとトマトを加え、水を注ぐ。
- 水分を飛ばしながら炒め、塩・こしょうで味を調える。
- 麺が柔らかくなったら火を止め、完成。
アヒージョをさらに楽しむためのポイント
アヒージョを美味しく作るだけでなく、より便利に楽しむための工夫を取り入れることで、バーベキューやキャンプがさらに快適になります。ここでは、下ごしらえのコツや、アヒージョに合うパンやドリンクの選び方、安全に調理するためのポイントを紹介します。
食材の下ごしらえと保存方法
バーベキューやキャンプでアヒージョを作る際は、事前に食材をカットし、保存しやすい状態にしておくと調理がスムーズになります。
- シーフードは下処理を済ませておく
エビは殻をむき、背ワタを取ってから持参すると、現地での手間を省けます。アサリやホタテも砂抜きを済ませておくのがポイントです。
- 野菜は切って保存袋に入れておく
マッシュルーム、ブロッコリー、パプリカなどは、事前にカットして保存袋に入れ、冷蔵庫で保存しておくと便利です。
- 肉類は味付けしておくと時短になる
鶏肉やソーセージは、塩やハーブで軽く下味をつけておくと、味がしみ込みやすくなります。
- オイルと調味料をセットにしておく
オリーブオイル、ニンニク、唐辛子、塩などの調味料を事前に小分けにしておくと、現地での準備が簡単になります。
アヒージョに合うパンやドリンクの選び方
アヒージョはオイルごと楽しむ料理なので、バゲットやクラッカー、さらに相性の良いドリンクを合わせると、より美味しく楽しめます。
- バゲット
外はカリッと、中はふんわりとしたバゲットがオイルとの相性抜群。軽くトーストすると香ばしさがアップします。
- カンパーニュ
酸味のあるパンは、アヒージョのオイルとよくなじみ、食べ応えもあります。
- クラッカー
軽い食感が特徴で、手軽につまめるのでキャンプ向きです。
ドリンクの選び方も重要です。
- 白ワイン
アヒージョのオイルと魚介の風味が引き立つ、さっぱりした味わいのものがおすすめ。
- スパークリングワイン
さわやかな炭酸が、オイルのコクをほどよく和らげます。
- クラフトビール
フルーティーなビールやホップが効いたクラフトビールは、アヒージョの濃厚な味わいと相性抜群。
安全に調理するための注意点
アヒージョはオイルを使った調理なので、バーベキューやキャンプ場での火の扱いには注意が必要です。
- オイルの温度管理に注意
オリーブオイルは高温になりすぎると発火の恐れがあります。直火の場合は火力を調整しながら加熱し、オイルが沸騰しすぎないように注意しましょう。
- スキレットや鍋の持ち手に気をつける
鋳鉄製のスキレットや鍋は加熱すると持ち手も熱くなるため、耐熱グローブや布巾を用意しておくと安全です。
- オイルの処理をしっかり行う
使い終わったオイルはそのまま捨てず、耐熱の容器に移して冷ましてから処分しましょう。キャンプ場のルールに従い、油の持ち帰りが必要な場合は専用の廃油ボトルを準備しておくと安心です。
まとめ
アヒージョは、バーベキューやキャンプで手軽に作れるうえに、アレンジも自在なアウトドア料理です。オリーブオイルとニンニクをベースに、お好みの食材を加えるだけで、簡単に本格的な味を楽しめます。
バーベキューでアヒージョを作る際は、スキレットやアルミ鍋を活用し、食材を事前に準備しておくとスムーズです。さらに、余ったオイルを活用すれば、パスタやバーニャカウダソース、フライドポテトなど、もう一品作ることもできます。
アヒージョは、そのまま食べても、ほかのキャンプ料理と組み合わせても楽しめる万能メニュー。次のバーベキューでは、ぜひアヒージョを取り入れて、新しいアウトドアの楽しみ方にチャレンジしてくださいね。
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ぜひ、バーベ急便を利用して、アヒージョをはじめとした本格アウトドア料理を手軽に楽しんでみてくださいね!