2025年12月01日
家族や友人と一緒に、のびのびと過ごせる場所を探している人におすすめなのが江東区の「木場公園」です。都心にありながら緑が多く、ピクニックやスポーツ、そしてバーベキューまで思い切り楽しめる公園として知られています。
この記事では、木場公園の見どころやアクセス方法、バーベキュー広場の利用方法、そして手ぶらで楽しめる便利なサービスまでを詳しくご紹介します！
次の休日は、自然の中でリフレッシュしながら、気軽なアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか。
目次
木場公園は、東京都江東区にある都立公園です。
広さは約24.2ヘクタールと東京ドーム5個分に相当する広大な敷地を誇り、都心とは思えないほど緑が豊かです。
江戸時代、この地域は「木場（きば）」という名の通り、木材の集積地として栄えました。
木材業が新木場へ移転したのち、防災都市計画の一環として整備され、1992年（平成4年）に「昭和天皇御在位五十年記念公園」として開園しました。
現在では、文化・自然・遊びが一体となった、区民の憩いの場として親しまれています。
公園内は「北・中央・南」の3つのエリアに分かれており、それぞれに特色があります。
ここからは、各エリアごとの見どころを紹介していきます。
北地区にはテニスコートや多目的広場、北の冒険広場(遊具広場)、7月～9月にかけて水遊びのできる徒渉池、東京都現代美術館があります。
1995年に開館した現代美術館には約5,000点の作品が所蔵されており、戦後から現代にかけての日本美術の流れをたどることができます。
館内にはカフェやレストラン、子ども図書館もあり、家族連れでもゆっくりと過ごせます。
すぐそばの「イベント広場」では、季節ごとにマルシェや音楽イベントが開催されています。イベントがない日でも自由に利用できるため、子どもが走り回ったり、ベンチでお弁当を広げたりと、休日の憩いの場として親しまれています。
仙台堀川沿いにある中地区は、四季折々の花が咲く大花壇や、水辺のプロムナードが整備された穏やかな空間です。
施設はありませんが、川沿いを散歩したり、花や虫を見て楽しんだりと、ゆったりした時間を過ごしたい方におすすめのエリアです。
また、自然と触れ合う体験ができる「こどものにわ」では、イベント時に泥遊びや野外活動が行われることもあります。
南地区は、木場公園の中でも特ににぎわいのあるエリアです。
広大な「ふれあい広場」ではピクニックやキャッチボールを楽しめ、晴れた日には多くの家族連れで賑わいます。
ドッグランも併設されており、ペットと一緒に来園できるのも魅力です。
さらに、「都市緑化植物園」ではボランティアの方々が手入れを行っており、家庭でも育てやすい植物が中心となったガーデニングを観察できます。
南地区の中心には、売店や展示スペースを備えた休憩施設「木場ミドリアム」があり、冷暖房の整った室内でひと息つくこともできます。
隣接する「木場キッズリアム」では屋内遊具で遊ぶことができ、暑い日や雨の日でも子どもが楽しめます（事前予約制）。
木場公園の象徴ともいえるのが、北・中・南の3つのエリアを結ぶ「木場公園大橋」です。
白く美しい吊り橋のデザインが印象的で、橋の上からはスカイツリーを眺めることもできます。
自然と都市景観が調和したフォトスポットとして、散策の途中に立ち寄る人も多く見られます。
つぎに、木場公園の基本情報やアクセス方法をご紹介します。
所在地・アクセス
〒135-0042 東京都江東区平野4丁目ｰ6ｰ1
●電車でお越しの場合
東京メトロ東西線「木場」駅より徒歩5分
東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線「清澄白河」駅より徒歩15分
地下鉄新宿線「菊川」駅より徒歩15分
＜木場公園第一駐車場＞
駐車台数 / 104台（臨時駐車場有り、障がい者専用スペース3台）
24時間営業
＜ 木場公園第二駐車場 ＞
駐車台数 / 30台
24時間営業
＜利用料金＞
●普通車
最初の1時間 400円・以降30分毎 200円
入庫後12時間最大料金 1,600円
●バス （土日祝日は不可）
バスの乗り入れの際は、事前に問い合わせが必要です。
木場公園の南地区には、広い芝生の中に開放的なバーベキュー広場が整備されています。
都心とは思えない自然の中でリラックスしながら楽しめる木場公園のバーベキューは大人気です！
ここからは、バーベキュー広場の予約方法や設備、利用時の注意点をまとめてご紹介します。
木場公園のバーベキュー広場は、機材や食材を自分たちで持ち込む場合は、なんと無料で利用ができます！
利用料で抑えられた費用分を、食材や飲み物に回せるのは嬉しいですね。
区画ごとにスペースが設けられており、隣との距離も十分に取れるため、ゆったりと過ごせます。
また、自立式タープであれば設置ができますので、強い日差しや軽い雨をしのげます。
予約は、開催月の前月10日10時より受付開始となっています。（例：8月20日に利用する場合は、7月10日10時から予約可能）
予約方法は「電話」または「インターネット」がありますが、電話は混み合う場合があるため、インターネット予約がおすすめです。
【 バーベキュー広場の予約方法 】
＜電話で予約＞
総合受付センター / 050ｰ5835ｰ0493
●3月～11月 / 9時～18時 ● 12月～1月 / 10時～17時（水曜日定休日） ● 2月 / 10時～17時
＜インターネットで予約 ＞
木場公園HPよりインターネットで予約できます。
(※インターネットでのご予約は3日前まで。以降のご予約はお電話となります)
木場公園のバーベキュー広場は、自然の中でも快適に過ごせる環境が整っています。
【主な設備】
炊事場・水場：16時まで利用できます。混雑を避けるため、早めの片付けがおすすめです。
自動販売機：バーベキューの受付前に自動販売機が完備されています。
炭捨て場：使用済みの炭を安全に処分できます。
トイレ：バーベキュー区画・木場ミドリアム内トイレが完備されています。
また、直火は禁止されているため、必ず足つきのコンロを使用します。
地面に直接置くタイプは使えないので、脚付きタイプを持参するかレンタルを利用すると安心です。
木場公園でバーベキューを行う際は、以下のルールを守って利用しましょう。
特に、終了間際の洗い場は混みやすいため、片付けは余裕をもって行うのがポイントです。
次に使う人も気持ちよく利用できるよう、マナーを守って片付けを行いましょう。
詳しい内容は、下記リンクの「 木場公園バーベキュー広場 注意事項 」を参照ください。
木場公園バーベキュー広場 注意事項
＜第一駐車場＞
バーベキュー広場に一番近い駐車場は、南地区の東側にある第一駐車場です。バーベキュー広場のすぐ隣にありますので、機材や食材の運搬にも便利です。
木場公園でバーベキューをしたいと思っても、「機材や食材の準備が大変…」「後片付けが面倒…」と感じる人も多いのではないでしょうか。
特に、木場公園は駅からのアクセスが良いため、機材の持ち運びやゴミの持ち帰り無しで、身軽に公共交通機関を使いたいところですよね。
そんなときに頼れるのが、『宅配バーベキューサービス』です！
「バーベ急便」は、バーベキュー用品をあなたの指定した場所に直接お届けするサービスです。これまでに150万人以上のお客様にご利用者がいただいている実績のあるバーベキュー宅配業者として、20年以上にわたり法人や団体様、お客様より多くのご依頼をいただいております。
木場公園でも手ぶらバーベキューの予約はできますが、「バーベ急便」ならお得にご利用いただけます！
バーベ急便なら、食材・機材・設営撤収込みで1人あたり3,000円前後からバーベキューを楽しむことができます。
現地ではスタッフがセッティングから火起こし、片付けまでをすべて対応するため、当日は手ぶらで楽々とバーベキューを楽しめます。
『機材のみレンタルしたい』『お肉のグレードをアップして、少し豪華なバーベキューにしたい』といったご要望にもお応えします！
「バーベ急便」は、20年以上の実績と150万人以上の利用者を誇る、宅配バーベキューのパイオニアです。
企業イベントやレクリエーション、学校行事などの大人数イベントにも数多く対応しており、希望の予算に合わせたプランを柔軟に提案します。
食材やドリンクの追加注文にも対応しているため、参加人数が変わりやすい団体利用でも安心です。
また、設営や火起こし、安全管理までスタッフがサポートするため、幹事の方も当日はゆっくりバーベキューを楽しめます。
「この予算でどんな内容にできる？」「当日の流れが不安…」など、ちょっとしたご相談も大歓迎です！
予約は、公式サイトや公式LINEから簡単に行えます。
希望日と人数を入力するだけで申し込みが完了し、キャンセルや人数変更にも柔軟に対応しています。
さらに、公式LINEのお友だち登録で500円割引クーポンを配布中！
お得に利用できるこの機会に、ぜひチェックしてみてください。
ここでは、当日の天候や混雑、片付けなど、実際に行く前に知っておきたいコツを紹介します。
木場公園のバーベキュー広場は開放感のある芝生エリアにあります。
心地よい自然を楽しめることは魅力ですが、そのぶん、日差しや天候の変化に備えておくことが大切です。
日差しが強い季節は、自立式タープテントを持参すると安心です。
ロープで張るタイプは使用できませんが、自立型なら区画内で設営ができます。タープテントがあれば、急な小雨の際にも役立ちます。
天気が不安定な時期は、タープのほかにレジャーシートやレインコートを用意しておくと便利です。
また、片付けやトイレ休憩など、テント外に出ることも多いため、陽射し対策に帽子やサングラスも用意しておくことをおすすめします。
熱中症対策に関しては、以下の記事で詳しくご紹介しております！
休日は午前10時頃から利用者が増え始め、昼前後が最も混雑する時間帯です。
特に春や秋の気候が良いシーズンは、週末の予約がすぐ埋まってしまいます。
そのため、ゆったり過ごしたい場合は、午前中の早めの時間帯にスタートするのがおすすめです。反対に午後の時間帯は日差しもやわらぎ、落ち着いた雰囲気で過ごせます。
特に公共交通機関で帰る場合や、バーベキュー後に買い物・食事などへ立ち寄る予定がある人は、着替えを1セット持っていくと安心です。
トップスだけでも替えがあると、帰り道の不快感を防げます。
汗をかく季節には、タオルや制汗シートも一緒に準備しておくと快適に過ごせます。
今回は、都心にいながら広々とした自然を感じられる木場公園をご紹介しました。
休みの日に自然に囲まれた環境でゆっくりと過ごせたら、日頃のストレスも吹き飛んでしまいそうですね。
散歩だけでなく、公園内の施設で芸術に触れたり、バーベキューを味わったりと、様々な過ごし方ができることが魅力です。
ぜひ一度、木場公園を訪れてみてくださいね。
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