2025年02月10日
着火剤を忘れてしまった、または手元にないという状況でも、身近なアイテムや簡単な工夫で火を起こすことができることをご存じですか?
今回の記事では、BBQのプロである『バーベ急便』のスタッフが、コンビニで揃う便利な代用品から、家庭にあるものを使ったエコな方法まで、さまざまなアイデアを紹介します。これを読めば、いざというときにも安心してアウトドアを楽しむことができるはずですよ!
目次
着火剤が手元にないときでも、身近なアイテムやちょっとした工夫で火を起こすことができます。ここでは、基本的な方法や意外な代用品をご紹介します。
着火剤がないときでも、火を起こすための基本的な準備が整っていれば安心です。まずは燃えやすい素材を用意し、効率的に火を広げるコツを押さえておきましょう。
燃えやすい材料を「着火材」として利用し、その上に大きめの薪を徐々に乗せることで、安定した火を起こせます。
ポイントは、最初に火がつきやすい素材を選ぶことと、空気が通りやすいように薪を組むことです。
●燃えやすい素材
紙類、乾燥した葉や小枝など
●火を起こすコツ
空気の通り道を確保し、火が酸素を取り込めるように薪をピラミッド状に組む
着火剤の代わりになる意外なアイテムは、実は身近なところにたくさんあります。普段から家庭やアウトドア用品として使われているものが、火起こしにも役立つのです。
●新聞紙
軽く丸めて使うことで、火がつきやすく持続時間も十分です。
●牛乳パック
内側のコーティング(ポリエチレン)が燃えやすく、強い火を起こせます。
●割り箸
BBQの残りや家庭に余っている割り箸は、細かく折れば小枝代わりになります。
●ダンボール:
小さくちぎって使えば、火力の補助として便利です。
これらを組み合わせることで、着火剤がなくても火起こしがスムーズに進みますよ。
着火剤を忘れてしまったときでも、近くのコンビニで簡単に調達できるアイテムがあれば安心。ここでは、コンビニで手に入る便利な代用品をご紹介します。
コンビニで売られているアイテムの中には、火起こしに使える意外なものがたくさんあります。買い出しついでにチェックしておけば、万が一の時にも困りません。
●新聞紙
新聞紙は、火がつきやすい素材の代表格。コンビニで購入できます。軽く丸めて使えば十分な火力を発揮しますよ!
●牛乳パック
コンビニで買える牛乳パックは、内側のポリエチレンコーティングが燃えやすく、火起こしに最適です。中身を飲むか移し、軽くすすいで拭いたパックを洗って乾かせば、さらにエコな活用が可能です。
●割り箸
割り箸はコンビニで簡単に購入できるうえ、小枝代わりに使える便利アイテムです。バーベキューの残り物でも十分活用できます。
新聞紙や牛乳パック、割り箸は、どれも身近で手に入りやすいだけでなく、火起こしの際にとても役立つアイテムです。それぞれの使い方をしっかり押さえておけば、着火剤なしでもスムーズに火を起こせます。
新聞紙は非常に燃えやすい素材なので、火起こしのスタートに最適です。
準備: 新聞紙を軽く丸めたり、細長くねじると、燃焼面積が増えて火がつきやすくなります。
設置: 薪の下に敷いたり、ピラミッド状に組んだ薪の間に挟むようにして配置すると効果的です。
注意: 燃焼が早いため、火がついたらすぐに上に乾燥した小枝や薪を追加するのがおすすめです。
牛乳パックは、内側のポリエチレンコーティングが燃えやすいため、火を起こしやすいのが特徴です。
準備: 使用済みの牛乳パックを洗い、乾燥させてから小さめになるよう切り分けます。
設置: 細かく切った牛乳パックを薪の間に挟むように置き、火をつけます。
特徴: 火持ちが良いため、初心者でも安定して火を起こすことができます。
割り箸は、細い木材として小枝の代わりに利用できる便利なアイテムです。
準備: 割り箸を数本に折り、小さい薪のように束ねます。
設置: 薪の下や新聞紙の上に配置し、火をつけます。割り箸が火を拾いやすいため、次第に火が大きくなります。
これらのアイテムはそれぞれ特徴が異なるため、組み合わせて使用することで、さらに効率よく火を起こすことができます。初心者でも試しやすい方法なので、ぜひ実践してみてくださいね。
着火剤を自分で作ると、市販のものに負けないほど火持ちが良く、便利に使えるものが完成します。家庭で簡単に作れる持続力の高い着火剤をご紹介します。
ワセリンとコットンを使った着火剤は、少量で強い火力と持続時間を生み出します。
準備方法
使用方法
コットンに火をつけると、ワセリンがゆっくり燃焼し、安定した火力を得られます。薪の下にセットすることで、確実に火を移せます。
特徴
持ち運びが簡単で、アウトドアに最適。小型のジップロックやケースに入れて持参すると便利です。
調理用の油やサラダ油を使って、持続力のある着火剤を作ることも可能です。
準備方法
使用方法
薪の下に配置し、端に火をつけます。油がゆっくり燃えながら、薪へ火を移します。
特徴
家庭にあるもので手軽に作れるうえ、燃焼時間が長いのがメリットです。揚げ物などで余った油をリサイクルして使うことで、エコにもなります。
自然の素材を活用して着火剤を作る方法は、環境にも優しく、アウトドアらしさを楽しめるのが魅力です。ここでは、身近な自然素材を使った着火剤の作り方をご紹介します。
自然の中で簡単に見つかる小枝や乾燥した葉は、優れた着火材として利用できます。
方法
ポイント
特に、細い小枝は燃焼の初期段階で大活躍。様々なサイズのものを拾い集めましょう。
特徴
持ち運びが簡単で、自然の中で調達できるため、現地調達が可能です。
実は松ぼっくりは、油脂を含んでおり、燃焼力が高く、自然な着火剤として人気があります。
準備方法
使用方法
薪の隙間に松ぼっくりを配置し、火をつけます。松ぼっくりが一気に燃え上がり、薪に火を移すのを助けます。
特徴
自然の中で拾ったものをその場で使えるため、アウトドアでの利用にぴったり。香りも良く、雰囲気作りにも一役買います。ただし、燃焼時間は短めなので、すぐに薪などに火を移せるように組んでおきましょう。
着火剤がなくても、ちょっとした工夫や道具を使うことで、バーベキューをしっかり成功させることができるという方法をご紹介してきました。ここでは、さらに、火起こしをスムーズにするテクニックや、代用品を使う際の注意点をご紹介します。
着火剤なしで火をつけるには、燃えやすい素材や便利な道具を使うのがポイントです。
●着火ライターやバーナーを活用
長いノズルが付いた着火ライターや携帯用バーナーは、火を直接薪や炭に当てることができるため、火起こしがスムーズに進みます。特に風が強い日や湿気の多い場所でも効果的です。
●薪や炭の組み方を工夫
ピラミッド型や井桁型に積み上げると、空気が流れやすくなり、効率的に火をつけられます。下段には細い枝や新聞紙を置き、上段に大きな薪や炭を配置すると良いでしょう。
●うちわや送風機で酸素を供給
火を起こしたら、うちわや小型の送風機で風を送り込み、燃焼を促します。これにより火が安定し、薪全体に燃え広がりやすくなります。
代用品を使って火をつける際には、安全面や環境への配慮を忘れないようにしましょう。
●燃えすぎる素材に注意
牛乳パックは燃えやすい反面、炎が大きくなることがあるため、火の近くに顔を近づけすぎないよう注意が必要です。
●湿った素材を避ける
松ぼっくりや小枝は、しっかり乾燥していないと煙が出て燃えにくくなるため、乾いたものを選びましょう。
●火の管理を徹底
火が薪や炭に移ったら、代用品はすぐに取り除くことで、不必要な煙や燃えカスを防ぎます。
着火剤がなくても、新聞紙や牛乳パック、松ぼっくりなど、身近なアイテムを活用することで火を起こすことは可能です。代用品を知っておけば、突然のトラブルにも慌てず対応できますし、アウトドアの楽しさもさらに広がります。
ただ、火起こしはどうしても時間がかかり、思った以上に大変な作業です。せっかくの楽しいバーベキューをスムーズに進めるためにも、こうした準備はプロに任せてみてはいかがでしょうか?宅配バーベキューのパイオニア『バーベ急便』なら、火起こしや食材の準備をすべてお任せできるので、到着したらすぐにバーベキューを楽しめますよ!
次回のアウトドアでは、準備の手間を減らしながら、心からリラックスできる時間を過ごせるよう、検討してみてくださいね。