2024年10月10日
バーベキューと言えば、肉や魚が主役とされることが多いですが、その美味しさをさらに際立たせる役割を果たしているのが、野菜です。炭火でじっくりと焼かれた野菜は、その甘みや風味が増し、さらには栄養バランスや彩りの面でバーベキューを豊かにしてくれます。この記事では、そんなバーベキューにぴったりな野菜と、野菜の選び方や下ごしらえ方法について紹介します!
目次
バーベキューの主役ではないものの、彩りとおいしさでバーベキューの楽しさを演出してくれるのが焼き野菜です。ここでは、バーベキューで扱いやすい野菜の選び方をご紹介します。
旬の野菜は、栄養価が高く、風味も豊かです。例えば、夏ならピーマン、なす、とうもろこしのような野菜がおすすめで、冬なら大根やカボチャがおすすめです。旬の野菜は、肉や魚との相性も良く、バーベキューの風味を引き立てます。
バーベキューの準備は多岐にわたるため、野菜の下処理は楽に済ませたいところです。そのまま丸焼きにできるキャベツやなすのような野菜は、手間が少なくバーベキューに最適です。一方、かぼちゃのような下ごしらえが手間のかかる野菜は、前もって家での下処理をおすすめします。
バーベキューでは、お肉とともにさまざまな野菜を楽しみたいものです。しかし、熱の通りにくい野菜を選ぶと、焼き上がりを待つ時間が長くなります。例えば、焼き芋はおいしいですが、中まで火を通すのに1時間近く要します。そのような場合は、開始時にアルミホイルで包み、炭火の中に入れるなど、使用する野菜によって調理方法を工夫しましょう。
それでは、バーベキューでおすすめの野菜をランキング形式でご紹介します!まずは、バーベキューでは欠かせない、特に人気のあるTOP5を、下処理の方法や楽しみ方と共にご紹介します。
とうもろこしは、旬である夏におすすめの野菜です。炭火で焼き上げると甘さが増し、食感もジューシーになります。醤油などの調味料を加えて焼くことで、香ばしい風味が加わり、大人も子どもも大満足の一品が完成します。また、見た目の鮮やかさでバーベキューの雰囲気を一層引き立てます。調理する場合、事前に下茹でしておくとよいですが、手間を省きたい方は、スーパーなどで下茹で済みのものを選びましょう。
とうもろこしは、皮をむいてから醤油を刷毛で塗りながら焼くことで、夜店の屋台風の味わいを楽しむことができます。
また、特におすすめなのは、皮付きのままでの焼き方です。皮ごと焼くことで、とうもろこしのうまみが凝縮され、甘味がより引き立ちます。焼き方は、皮付きのとうもろこしをよく洗い、水気を取り除いた後、網の上で転がしながら焼きます。焼き色が真っ黒になると、中は柔らかく、甘みたっぷりの丸焼きとうもろこしの完成です!
たまねぎは、バーベキューでの定番野菜として知られ、年間通じて楽しむことができます。 焼き上げるとその甘さが引き立ち、お肉との相性も抜群です。そのまま焼くのはもちろん、アルミホイルでの丸焼きは、とろける食感とともに、ソースやチーズを添えることでさらに美味しく楽しめます。
たまねぎは、シンプルに輪切りにして焼く方法か、アルミホイルで丸ごと焼く方法がおすすめです。輪切りにして焼いたたまねぎは、甘みと柔らかさを味わえます。
一方、アルミホイルで焼くと、アルミホイルでの焼き方は、じっくりとした蒸し焼きにより、深い甘味を楽しむことができます。調理もアルミで包んで炭火に入れるだけと、とても簡単です。
バーベキューの際に彩りを加えるなら、ピーマンは欠かせない存在です。その鮮やかな緑色はバーベキューの焼き網上で一際目を引き、また、シャキシャキとした食感も楽しめます。低カロリーでビタミンCも豊富なため、健康にもおすすめです。さらに、さっぱりとした味わいは肉料理との組み合わせにもピッタリです!
ピーマンは半分に切って中の種を取り出し、網の上で焼きましょう。
一般的に半分に切って焼くことの多いピーマンですが、実は蒸し焼きにすることで、種まで食べることができます。旨味も引きたつうえに、下処理も楽になります。
夏の代表的な野菜といえば「なす」。炭火で焼けば、なすの持つ滑らかな食感と深い旨みが引き立ち、その甘みも一層増します。なすは脂をよく吸収する性質があり、そのまま焼くだけでなく、お肉との組み合わせでも美味しくいただけます。また、醤油やソースといった味付け以外にも、チーズやトマトといった洋風の食材にも合うため、様々なアレンジで楽しめます。
しいたけは、そのジューシーな食感と濃厚なうまみがバーベキューのテーブルで引き立つ食材です。肉厚のしいたけは、炭火でじっくりと焼くとその香ばしさが一段と増すため、バーベキューにぴったりです。丸ごと焼くのはもちろん、薄切りにして他の食材やバターとともにホイル焼きにしたりとアレンジも効きます。しいたけの下処理としては、砂や土を取り除くための軽い洗浄や、茎の部分のカットなどがあります。これらの処理を前日に行っておけば、当日はスムーズにバーベキューを楽しめます。
しいたけは焼きすぎると水分が飛んでしまい、食感や味が損なわれることがあるため、焼き加減には注意が必要です。適度な水分が残るように焼くと、ジューシーな食感と濃厚なうまみを楽しむことができます。
日本の四季がくれる贈り物、それは豊富で色とりどりの旬の野菜たちです。旬のときだからこそ、それぞれの野菜は最高の風味と栄養を秘めています。そして、季節ごとの美味しさに囲まれながらのバーベキューは、食材との出会いや食の醍醐味を一層感じさせてくれます。そこで、春から冬までの各季節で味わえる、おすすめ野菜を紹介します!
次のバーベキューは旬の野菜を取り入れて、季節の移ろいを感じながら楽しんでみませんか?
葉がしっかりとしていて甘みがある春キャベツは、バーベキューのお供にぴったりです。生でシャキシャキと食べるのはもちろん、焼くことで甘みが増します。
春に新玉ねぎは柔らかく、甘みが増します。薄切りにして焼肉と一緒に食べると、その甘さが肉の旨味を引き立てます。
春の代表的な旬の野菜です。焼いて食べると、歯ごたえが抜群です!
炭火で焼いたアスパラは外は香ばしく、中はふんわりとします。特に、ベーコンを巻いて焼くと絶品です。
新緑のような鮮やかな色合いのそらまめは、焼くと中の豆がとろりとなって絶妙の食感になります。
独特の甘みと心地よい歯ごたえが特長です。軽く焼いてそのまま食べるだけで、春を感じることができます。
シャキシャキとした歯ごたえが持ち味の食材です。焼肉のたれやマヨネーズとの相性も抜群です。
そのまま焼くのも良いですが、一工夫するとさらなる美味しさを引き出せます。オリーブオイルを軽く塗ってから焼くと、甘さが増して驚くほど美味しくなります。
チーズやハーブと組み合わせてホイル焼きにすることで、トマトの甘酸っぱさが際立ちます。中でもプチトマトは焼くことで甘みが凝縮され、一粒でその美味しさを実感できます。
これらの夏の代表的な野菜は、シンプルに焼くだけでもその美味しさを堪能できます。焼き加減によって、それぞれの野菜の個性が際立ちます。
お肉との相性が抜群のため、バーベキューにあると人気の食材です。銀カップに入れ、ごま油を少し足してホイル焼きにすると、香ばしい香りと深い旨味が口の中に広がります。
醤油を塗って焼くことで、とうもろこしの甘みと香ばしさがより一層引き立ちます。夏の風物詩的な食材として、多くの人に愛されています。
アボカドはバーベキューに新しい風をもたらします。中心部をくりぬき、焼いて食べると、中がクリーミーになりさらに美味しくなります。箸休めとして、サラダにして食べるのもおすすめです。
この時期に収穫されるさつまいもは、甘さとほっくりとした食感が特徴です。炭火で直接焼くと、外皮はカリッと香ばしく、中はほくほくととろけるような食感になります。甘みが凝縮され、まるでデザートのような味わいになります。
シンプルに焼くだけでも美味しいじゃがいもですが、中にバターやチーズをのせてホイル焼きにすると、更に絶品の味に。じっくりと焼くことで、中まで柔らかく、熱々の状態で頬張ると至福の味わいになります。
キノコ類は秋の代表的な食材です。特にしいたけとエリンギは、炭火の上での調理に適しています。そのまま焼くのはもちろん、ガーリックバターで焼くと風味が増します。
かぼちゃは、炭火の熱で甘みが増し、ほっくりとした食感になります。薄くスライスして焼くと、その甘みと食感がより一層際立ちます。
冬に収穫される大根は、特有の甘みが際立つ食材です。薄切りにして焼くと、外は香ばしくカリッと、中はジューシーになります。焼きたての大根にポン酢をたらすと、さっぱりとした味わいで、特に肉料理のサイドメニューとしてぴったりです。
ブロッコリーはビタミンCを豊富に含む健康的な食材です。炭火でそのまま焼くのも良いですが、チーズをトッピングして焼くと、子供から大人まで皆が喜ぶ一品になります。
冬の長ねぎは、甘さが強くなるのが特徴です。3センチ間隔でぶつ切りにして、焼きながら醤油や塩を付けると、その甘さと香ばしさが口の中で広がり、他の食材との相性も抜群です。
冬に収穫されるにんじん「冬人参」は、甘さが増し、栄養価も高いと言われています。炭火で焼くとその甘みがさらに強調され、ホイル焼きや他の野菜との組み合わせでも美味しさが引き立ちます。
豊かな季節の味わいを楽しむため、これらの旬の野菜たちを取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、野菜と共に、お肉やご飯、デザートなど、バーベキューで用意する食材は多岐にわたります。
バーベキューにおすすめの食材については、以下の記事をぜひチェックしてみてください!
バーベキューの楽しみは、焼き加減だけでなく、野菜の下ごしらえにも秘密があります。野菜のカット方法や下ごしらえは、焼き上がりの味や食感に大きく影響を与えます。ここでは、野菜をおいしく食べるための下ごしらえのコツを紹介します。
バーベキューでの野菜のカットの基本は、通常の調理よりも1.5~1.8倍の太さで切ることです。太く切ることで、焦げを防ぎつつ、炭火の熱で外はカリッと、中はジューシーに仕上がります。
焼く前に、野菜に薄くオリーブオイルを塗ることで、焦げつきを防ぎ、ジューシーさをキープできます。オリーブオイルを網に塗ることで、野菜が網にくっつくのも防ぐことができます。
バラバラになりやすい野菜や、一つ一つが小さい野菜を焼く際には、焼き串が大活躍します。
タマネギやピーマン、チェリートマトなどは焼き串に刺して焼くと、均一に焼き上げることができます。また、裏返しや取り出しも簡単になり、焼きやすさだけでなく見た目もおしゃれに仕上がります。さらに、野菜だけでなく、野菜と肉や魚を交互に刺すことで、色とりどりの美味しい焼き串を楽しむことができます。
バーベキューは、食材の新鮮さや正確な焼き加減が、そのおいしさの秘訣となります。ただ焼くだけでもおいしいですが、ひと工夫すると、野菜のおいしさが一層引き立ちます。そこで、野菜をより美味しく焼くためのテクニックを3つ紹介いたします!
バーベキューのおいしさの秘訣は、炭火で食材の表面をカリッと焦げさせて、中はジューシーに仕上げることにあります。しかし、野菜は特に焦げやすく、火加減が難しい食材の一つです。
野菜には多くの水分が含まれており、高温で焼くと、表面がすぐに焦げて中の水分が逃げてしまい、パサパサになってしまいます。そのため、中火以下の温度でじっくりと焼くことで、水分を閉じ込めながらも外側を香ばしく仕上げることが可能になります。
多くの人がバーベキューで野菜を切って焼くイメージを持っているかもしれませんが、皮は中の水分や栄養を逃さない大事な役割を果たします。例えば、じゃがいもやさつまいもなどの球根野菜は、皮ごと焼くことでふっくらとした食感に仕上がります。また、トマトやピーマン、なす、とうもろこしなどの野菜も、丸ごと焼くことで中の旨味が凝縮され、味わい深くなります。
ホイル焼きは、野菜や魚、肉など様々な食材と相性が良い調理法です。きのこや玉ねぎ、パプリカなどを一緒にホイルに包んで焼くと、食材同士の旨味が混ざり合って絶品の一品になります。ホイルの中は蒸気がこもるため、食材が柔らかくジューシーに焼き上がります。
おいしいバーベキューのためには、適切な野菜の選び方や下ごしらえが欠かせません。しかし、忙しい中で全ての準備を行うのは大変です。そこで、食材の選定から器材の準備、後片付けまで一括でサポートしてくれる「宅配バーベキュー」がおすすめです!
『バーベ急便』は宅配BBQのパイオニアとして20年以上の実績があります。厳選された食材のセットから適切な器材、さらには炭やゴミの処理など後片付けまでワンストップで全てを行います。
また、自宅や指定した場所までお届けしますので、持ち運びの手間もなく手ぶらでバーベキューが可能!あなたの大変な準備を全てお任せいただき、当日は楽しむだけ!
手間なくバーベキューを楽しみたい方は、ぜひ06-7890-7474総合窓口へお問い合わせくださいね。
以上、バーベキューでおすすめの野菜をご紹介しました!旬の野菜を選び、ちょっとしたコツで下ごしらえすれば、驚くほど美味しくなりますよ。次回のバーベキューは、この記事の記事で紹介したアドバイスを活かして、最高の味わいを楽しんでください!