2024年12月12日
バーベキューといえば、メインとなる炭火で焼いたおいしい肉や野菜はもちろん、相性抜群のご飯も欠かせません!バーベキューのご飯ものは色々ありますが、手軽に作れて食べやすく、どんな具材とも合わせやすいおにぎりは、バーベキューでも人気のサイドディッシュです。
この記事では、バーベキューにぴったりのおにぎりレシピと、その焼き方のコツやポイントを、宅配バーベキューのパイオニア『バーベ急便』のスタッフが詳しくご紹介します。
今回の記事を参考に、ぜひ次のバーベキューにはおにぎりを持ち寄ってみてください!
目次
バーベキューでは、手軽に食べられるおにぎりは大活躍しますが、持ち寄りでおにぎりを用意する場合にはいくつかの注意点があります。
ここでは、持ち寄りおにぎりを作る際に押さえておきたいポイントと、美味しく安全におにぎりを楽しむためのコツをご紹介します!
バーベキューでは、さまざまな食材を楽しみたいものです。大きなおにぎりよりも、食べやすい小さめサイズで作ることで、お肉などのメインとのバランスが良く味わえます。小さめのおにぎりは、子供たちにも食べやすいというメリットもあります。
大きさの目安として、一般的なおにぎりは具材もあわせて110gと言われています。そのため、小ぶりサイズであれば、80g前後を目安にすると良いでしょう。
おにぎりを作る際は、手に直接触れずにラップを使用してにぎる方法がおすすめです。特にバーベキューを行うことの多い夏場は、細菌が増殖しやすく、食中毒が起こりやすい季節です。細菌が作り出した毒素は、焼きおにぎりのように加熱しても、無毒化されない特徴もあります。
そのため、ラップを使ってにぎることで菌が付着することを予防でき、衛生的にも安心です。また、周りをラップで包むことでおにぎりが崩れにくくなり、見た目にも美しい形を維持できます。
おにぎりをバーベキュー場まで持ち運ぶ際は、保冷剤を入れた保冷ケースに保管しておきましょう。前述の通り、温かい時期は菌が繁殖しやすくなりますので、温度管理に気をつけることが大切です。
冷えたケースに入れて持ち運ぶことで、おにぎりを新鮮な状態で保ちながら、食中毒のリスクを減らすことができます。
バーベキューで焼きおにぎりを楽しみたい場合、事前におにぎりを作って冷凍しておくと便利です。冷凍したおにぎりは凍らせたまま網で焼くことができるうえ、焼いているときに形も崩れにくくなるため、扱いやすくなります。
また、冷凍おにぎりが保冷材の役割も果たしてくれるため、保冷ケースでの持ち運びにもぴったりです。
お米と具材さえあれば手軽に用意できるおにぎりは、バーベキューでの主食にぴったり!『焼かないおにぎり』なら、そのまま頬張れるため手軽なうえ、具材やアレンジ次第で多くのバリエーションを出すことができます。
ここでは、『焼かないおにぎり』のレシピやおすすめの具材をご紹介します!
塩おにぎりの素朴な味わいは、こってりとした味付けが多いバーベキューと相性抜群!用意するものは塩とお米だけである手軽さも魅力です。
シンプルだからこそアレンジも効きやすく、そのまま食べるのはもちろん、焼きおにぎりにしたり、食べる直前に海苔を巻いて食べるのもおすすめです!
<必要な材料>
ごはん(炊き立て):80g
塩:少々(お好みで調整)
<作り方>
バーベキューでのお食事にぴったりなおにぎりといえば、さっぱりとした風味の『梅おにぎり』です。梅干しは暑い日の疲れを回復させる働きがあるため、バーベキューの炭火で汗をかいた後には特におすすめです!
また、梅干しには防腐作用もあるため、暑い時期に持ち寄るには最適です。
<必要な材料>
ごはん(炊き立てでなくてもOK):80g
塩:少々(お好みで調整)
梅干し:1個
<作り方>
コンビニなどでも定番のツナマヨは、子どもから大人まで絶大な人気を誇ります。こってりとしたマヨネーズとツナの風味は、一度食べると病みつきになること間違いなしです!作るのは難しいと思われるかもしれませんが、意外にも具はツナ缶とマヨネーズのみと手軽に作ることができます。
<必要な材料>
ごはん:320g(80g×4個分)
塩:少々(お好みで調整)
ツナ缶:1缶
マヨネーズ:大さじ2
<作り方>
中に具材を入れ込むおにぎりは味付けがシンプルで、誰にでも親しまれる定番のおにぎりです。『定番ものだけじゃなくて、ちょっと変わった味つけのおにぎりも持っていきたい』『おにぎりのバリエーションを増やして喜んでもらいたい!』という場合は、混ぜ込みおにぎりがおすすめです。
例えば、バーベキューの具材としても用意しやすいとうもろこしをほぐし、バターと醤油で味付けをして握れば、あっという間に子どもに人気のバターコーンおにぎりが完成します。
他にも、大人には枝豆と塩昆布を混ぜ込んだおにぎりなどはいかがでしょうか。思わず何個でも手が伸びるような、メイン級のおにぎりが簡単に作れます。混ぜ込みおにぎりは見た目にも華やかですので、バーベキューの席をオシャレに見せてくれますよ。
鮭フレークやチーズ、ベーコン、梅などのメインの具を決めたら、胡麻、鰹節、大葉や茗荷など、その季節にお家にあるものを組み合わせて、アレンジを楽しんでみてください!
そのまま食べるおにぎりもおいしいですが、せっかくならバーベキューの炭火を活かして、香ばしい焼きおにぎりも楽しみたくなりませんか?
バーベキューの網の上で焼いたおにぎりは炭火の香りが漂い、外はカリっと中はフワッとした格別の味わいになります。
一方で、焼きおにぎりというと、網とくっついてしまったり、途中で形が崩れてしまったり…と、難しいイメージを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、次においしい焼きおにぎりを作るためのコツをご紹介します!
焼きおにぎりに最適なのは、炊きたて熱々のご飯です。炊きたてのご飯は水分がありお米がくっつきやすいため、時間が経っても形が崩れにくくなるというメリットがあります。
また、バーベキューでおにぎりを焼く際には、少し固めに握る事がポイントです。これにより、網の上で裏返すときも形が崩れにくくなり、綺麗に焼き上がります。そのまま食べるおにぎりは優しく握った方がおいしいですが、バーベキューで焼きおにぎりにしたい場合は、崩れにくいように、しっかりとした力で握りましょう。
炊きたてのご飯を固く握った後は、しっかりと冷ましましょう。常温になるまで冷ますことで、水分が飛び、握った形が崩れにくくなります。
また、冷ますことで菌の増殖を防ぎ、食中毒の予防にもなります。
バーベキューで鉄板を使っている場合は、「網と鉄板どっちで焼こう?」と迷われるかもしれませんが、焼きおにぎりには、網を使用する事をおすすめします。
鉄板はおにぎりと触れる面積が多いため、その分くっつきやすくなってしまいます。網であればおにぎりと触れる場所は少ないため崩れにくくなり、カリッと焼き上がります。
焼きおにぎりを網で焼く際は、網を十分に熱し、油を薄く塗っておきましょう。
油を塗ることで、おにぎりが網にくっつきにくくなります。
焼きおにぎりのコツの一つは、焦がさずにじっくりと焼き上げることです。「カリッと香ばしく仕上げたい!」と強火で焼いてしまうと、外側が焦げてしまったり、外は焦げているのに中は火が通っていないなど焼きムラの原因にもなってしまいます。
弱火で時間をかけることで中まで熱が通り、ご飯の甘みが引き立ちます。炭とあまり近く無い弱火の場所でじっくりと焼きましょう。
おにぎりを焼く準備が出来たら、まずは何もつけずに素焼きすることがポイントです。素焼きすることで、おにぎりの表面が少し硬くなり、その後のタレや調味料を塗っても水分で崩れるという事を防げます。
表面がしっかりと焼けたら、お好みで醤油や味噌などのタレを塗り、ひっくり返してさらに焼き上げましょう。
タレはハケなどで薄く塗り、焼いて水分が飛んだらまたタレを薄くつける…というように、一度にたっぷり味付けをするのではなく、少しずつ味付けをしましょう。
この時、焼き上がりが気になって何度もひっくり返すと、形が崩れてしまうことがありますので、両面3回くらいを目安に焼き上げましょう。
表面がカリッとして、少し焦げ目がついたらおいしい焼きおにぎりの完成です!
おいしい焼きおにぎりを作るためのポイントを押さえたら、次は実際に焼きおにぎりを作ってみましょう!焼きおにぎりは塗る調味料によって、驚くほど多くのアレンジができます。
焼きおにぎりの定番といえば、醤油で焼いたシンプルな焼きおにぎりです!醤油のみでもおいしい焼きおにぎりはできますが、少し調味料をプラスすることで、ぐっとおいしい醤油焼きおにぎりができます。
<必要な材料>
ごはん:80g
和風だし:小さじ1/4
醤油:小さじ1
みりん:小さじ1/4
ごま油:小さじ1/4
<作り方>
和食に欠かせない調味料といえば『味噌』です。味噌を甘めに味付けして焼きおにぎりの味付けにすれば、香ばしさとともに味噌の甘味がふわっと漂い、絶品の一品になります。
<必要な材料>
ごはん:80g
味噌:小さじ2
みりん:小さじ1
料理酒:小さじ1/2
<作り方>
定番のおにぎりだけでなく、しっかりとした味わいのおにぎりも作ってみてはいかがでしょうか?めんつゆと天かす、チーズを使用したおにぎりは、その病みつきになる味わいで『悪魔のおにぎり』と呼ばれ、人気が高まっている必見のレシピです!
<必要な材料>
ごはん:80g
天かす:小さじ1
ベビーチーズ:1個
青のり:小さじ1
めんつゆ(3倍濃縮):小さじ1/2
<作り方>
みんながあっと驚くようなおにぎりを振舞いたい!という方にぴったりなのは、イタリア料理の定番、ピザの味わいをおにぎりで再現した『ピザ風焼きおにぎり』です!
手軽に作れて、見た目も楽しいこのおにぎりは、子どもから大人まで喜ばれる一品です。
<必要な材料>
ごはん:80g
ケチャップ:小さじ1
塩胡椒:少々
とうもろこし:小さじ1
ベーコン(細切り):少量
ピーマン(薄切り):少量
ピザ用チーズ:適量
お好みで乾燥オレガノやバジル:ひとつまみ
<作り方>
さらにこってりとした変わり種おにぎりとして、『お好み焼き風焼きおにぎり』のレシピをご紹介します!バーベキューのタレやマヨネーズを加えると、さらに深みのある味わいを楽しむことができますよ!
<必要な材料>
ごはん:80g
お好みソース:小さじ1
細切り紅しょうが:小さじ1/2(お好みで調整)
トッピング(お好みで):鰹節、青のり
<作り方>
バーベキューの炭火で焼いたお肉といっしょに頬張るおにぎりは、格別おいしく感じますね!
しかしバーベキューというと、おにぎりも含めた食材の準備から、機材の設置、後片付けまで、食事を楽しむまで意外と手間がかかるイベントです。
せっかく思い立ってもなかなか手軽にバーベキューを楽しめない…という方には、宅配バーベキューを利用するのがおすすめです!
宅配バーベキューは、指定の場所に機材や食材をお届けするサービスです。
宅配バーベキューのパイオニア「バーベ急便」は、これまでに150万人以上のお客様にご利用者がいただいている実績のあるバーベキュー宅配業者として、20年以上にわたり法人や団体様、お客様より多くのご依頼をいただいています。
ゴミ回収まで一貫して行う”ワンストップサービス”ですので、あなたがすることは、バーベキューを楽しむだけ!荷物の運搬、設備の組み立て、木炭の着火・消火、後片付け、ゴミ・炭の回収まで、バーベ急便に全てをお任せいただけます。
バーベキューセットは、公園のバーベキューエリア、自宅の庭や駐車場、会社の屋上やガレージと、バーベキューが可能な場所であればどこでもお届けします。これまでのバーベキューの概念を覆す、手間いらずの新たなスタイルを、ぜひ「バーベ急便」で体験してみてください。
今回は、バーベキューと相性抜群の『おにぎり』について、おにぎり作りのポイントやおすすめレシピをご紹介しました!
おにぎりは手軽に作れるうえに、具材や調味料によって様々なバリエーションを出すことができ、アウトドアにぴったりの食べ物です。
本記事では定番のおにぎりから少し変わったおにぎりまで掲載していますので、次のバーベキューではぜひお好みのおにぎりを試してみてくださいね!
他にも、以下の記事にてバーベキューの食材について詳しくご紹介しております。おにぎりとあわせて、ぜひバーベキューの参考にしていただければ幸いです!